鰹香る受け継ぐ出汁

《鰹節・煮干し・昆布》

 昔なつかし、商店街で見られた鰹節屋さんの削り機を先代より所有。

 鰹節・煮干を自家製で仕込んでいます。とっても奥深いだしを楽しむことができます。

 すべて手作り、毎日食べてもあきが来ない味作りをこころがけています。


他店とは製法が異なるしなやかな麺

 《自家製麺》

 いりしめの麺は、すべて自家製。店内に製麺作業場を持っています。

 製造しているのは2種類のそば(東京・純そば津軽)、うどん、

中華麺です。

 

《 東京》

 当店では昔からバックヤードでは、小麦粉をつなぎにしたそばを「東京」と呼んできました。

 食感はつるつるしていて、冷たいそばはもちろん、温かいそばにも向いています。

 通常の注文にはこちらのそばが使われます。「純そば津軽」との違いは粉の配分で、製法は同じです。

 《純そば津軽》

 昔は煮置きそば(玉そば)として、販売していました。販売量は、限定です。

 「東京」に比べ、より多くのそば粉を使い、津軽そばの製法を守り製麺しています。他県とはそばの製法が異なります。

 そば通はよく「いいそばは、ざらざらした喉越しをもつ」と言います。

 「純そば津軽」は、この喉越しを感じることが出来ます。一度味わってみてはいかがでしょうか。

 《うどん》

 当店のうどんは、中太の四角いうどんです。讃岐うどんのような強い

こしはありません。素朴なうどんです。

 

《中華麺》

 中華麺は、中細のゆるいパーマがかかった麺です。当店のシンプルなラーメンを支えています。

 中華ざるでは、麺が締まるため、コシがいっそう引き立ちます。


ラーメンスープ

 

 

 

当店ではラーメンを昭和15年頃

より販売しています。

昔ながらの素朴な"昭和的"ラーメンです。

スープにはとりがら、豚骨、豚すじ肉、

煮干し、昆布、野菜等を使用しています。

 

名脇役

《 ロース(トンカツ)》

 かつ丼・カツカレーで使われるトンカツは揚げたときに2㎝~2.5㎝の厚さになるようにカットしています。

 ぜひ、かつ丼をご賞味下さい。

《 にしん》

 身欠きにしんを戻し、骨取り・整形、煮つけ(細火・強火)2度炊き、袋に小分けにして滅菌処理。

 お客様に提供するまで約5日間かかります。

《 カレー》

 ラーメンスープと温かいそばの元出汁の二つのだしがベース。昔ながらの懐かしいだしがきいた、和風の黄色いカレーです。

 ほかの商品を邪魔しない、味加減となっています。


《 チャーシュー》

 現在主流の豚ばら肉を使わず、歯ごたえある、豚もも肉を使用しています。

 どこかなつかしく、哀愁を感じさせる昭和的ラーメンの名脇役です。

 

《 お米》

 2種類の県産米を使用しています。